陣中見舞い:合宿

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「ぎゃー!」
「うおー!」
「おれ、もうダメだー!」
「もう、寝たいんだよ!今、寝たいんだよ!」
 
教室として使用している会議室に入ると絶叫が聞こえます。
 
 
本日は、板橋の教室での授業後に、合宿所に顔を出してきました。
 
到着したときにやっていたのは、英作文演習の答え合わせ。
英作文演習とは、
「毎晩、寝る前に英作文50題に挑戦。英訳後、全ての英文を暗記できたら寝られる」
というもの。
 
いくつかの文法事項ごとに出題されていて、今夜は「現在完了」や「不定詞」でした。
 
「くっそー、『現在完了』でこれかよ!! 『形容詞』に入ったら、おれ、どうなるんだー!!」
 
非常に楽しそうでした。
 
 
以下、写真です。

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この2日でこなしたカリキュラムを見せてもらいました。
充実した学習生活を送ることができているのがわかります。

まだ2日目です。
この合宿での成長はもちろん期待していましたが、どうやら期待以上になりそうです。
 
では、みなさん、引き続きがんばってください。

前回で紹介したポッドキャストのお勧め番組です。

インターネットで「ポッドキャスト 英語」と検索すると、番組を紹介してくれるサイトがありますが、以下に、私が聴いている・聴いたことがあるものをいくつか紹介します。

なお、「初級者」「中級者」「上級者」向けと分類していますが、私の主観ですのであしからず。


【初級者向け】
ECC英会話Podcasting 知ってる単語でこんなに話せる!
http://www.eccweblesson.com/podcast/

日本語の解説付です。
日本人DJとネイティブスピーカー(?)の先生が、毎回2つの「英会話表現」を紹介してくれます。
1.その日の英会話表現の紹介
2.その表現を使った英語の会話
3.会話と表現の解説
を2回繰り返すのが毎回の番組内容です。

英語の会話のスピードはそれほど速くありません。
「ものすごくゆっくり」というわけでもでもないですが。
使われている単語も、高校の教科書レベルまでです。

ECCのWebサイトで、英語の会話のスクリプト(台本)が無料で公開されています。
ディクテーションの答え合わせにも使えます。
ただし、シャドウイングするには、英語の会話の長さが物足りないかも知れません。

英語とは直接、関係ありませんが、DJと先生のやりとりが楽しいです。
初めてポッドキャストを視聴するなら、こういった番組から取り組んでみると良いと思います。


【初級者~中級者】
Sesame Street Podcast
http://www.sesamestreet.org/podcasts/

言わずと知れた有名番組のポッドキャスト版です。
幼児向けですから、会話の内容自体はとても簡単ですが、会話のスピードはリスニング初級者には易しくありません。
ただし、映像付きですので、映像を見ることで理解を進めることができます。

全編英語の番組に挑戦するには、ちょうど良いと思います。

ちなみに私のiPodは容量が小さいので、この番組は定期的に視聴はしていません。
(映像データはデータサイズがとても大きいため。)


【中級者、シャドウイング初級者】
ESL Podcast
http://www.eslpod.com/

ESLとは「Englich as a Second Language」の頭文字です。
その名の通り、英語を第2言語として学ぶ人向けの番組です。
全編英語ながら、かなりゆっくり(これ以上ないくらい、ゆっくりです)しゃべってくれますし、内容も難しすぎません。
また、更新の頻度も高いため、飽きも来ません。

「教科書レベルでは飽きた」という人は、ここから挑戦してみると良いでしょう。
番組自体に分量(20分程度)がありますが、会話のゆっくりさがシャドウイング初級者には最適です。

内容は、会話形式と記事形式と2つに別れています。
それぞれ、いろいろなテーマを扱っています。
といっても、日常生活で話すレベルの内容なので、たとえば経済や政治の話題でも専門用語はほとんど使われませんから、理解しやすいです。

スクリプト(台本)も公開していますが、有料です。


【上級者】CNN News Update
http://www.cnn.com/services/podcasting/

毎日どころか、日に何度も更新されます。
会話のスピードは相当速い(といっても、これがネイティブスピーカーにとっては普通?)ですが、興味のある人は挑戦してみてください。

ニュースの内容は、政治、経済、スポーツ、社会と多彩です。
アメリカで毎日どんなことがニュースになっているのか伝わってきます。
(マイケルジャクソンが亡くなったときは、毎日必ず話題に挙がっていました。)

CNNでは、この番組の他にも、いくつも番組をかかえています。
リスニングの力がついてきたら、これらの番組を視聴してみるのも面白いでしょう。

CNNはアメリカですが、BBC(イギリス)も同様のWebサイトを抱えており、そこでも多様な番組が用意されています。
上級者はイギリス英語とアメリカ英語の違いをそこで感じてみると、よりリスニングの力が向上されるでしょう。



英語が聴き取れるようになると、英語がより面白くなります。
きっと世界が広がりますよ。
リスニング練習のために、音声素材を聴いていると、だんだんと飽きてくることがあります。
何度も同じ内容を聴くわけですし、内容を覚え込むほどになると、新鮮さがなくなるのも当然です。

そうしたときに、新しい音声素材を手に入れる方法の一つに「ポッドキャスト」の利用があります。


「ポッドキャスト」とは、インターネット上で音声や動画のデータファイルを公開・配信する方法の1つです。
ンターネット上の音声データをダウンロードできて、iPodのようなデジタル携帯プレイヤーに取り込むことができる仕組みのことです。
「iPod」の「pod」と「放送」を意味する「broadcast」の「cast」を組み合わせた造語で、元は「iPodに音声データを保存して聴くことが可能な放送(配信)番組」という意味で名付けられたそうです。
今はiPodに限らず、どのデジタルオーディオプレーヤーを使っても、この仕組みをポッドキャストと呼びます。

3年ほど前でしょうか、初めてポッドキャストのことを知って聴いたときは、まだ番組の数も少なく、配信(更新)もそんなに頻繁に行われていませんでした。
ところが、今はずいぶんと様相が変わっています。
番組も豊富ですし、更新も毎日のように行われています。

どれくらい豊富かというと、音楽からニュースはもちろん、コメディーや健康、科学、教育、ビジネスなんかについての番組もあります。
しかも世界各国のいろいろな個人や企業が配信をしていますので、どれを選べばよいのか困るくらいです。

リスニング練習の教材として、音声素材をこれらの中からダウンロードしてみましょう。

あとで、ポッドキャスト配信を行っているWebサイトをいくつか挙げておきます。
それらのサイトを訪れてみてください。

あるいは、iPodに音楽をインストールする際に使用する「iTunes」で探してもよいでしょう。

ポッドキャスト配信を行っているWebサイトでは、サイト上のどこかに、「iTunesに登録しよう!」といった表記があるはずです。
(サイトによっては、以下のようなアイコンがあったりします。これがあれば、このアイコンをiTunesにドラッグアンドドロップしましょう。)

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サイトの「登録」表記の指示に従って、登録しておくと、定期的に音声ファイルが自動でダウンロードされるようになります。

ポッドキャスト番組の中に、日本語で解説があるものもあります。
いきなり「全部英語」が難しいと感じる場合は、こういったものを利用するのも良いかと思います。


番組の紹介は次回にしましょう。

ポッドキャストの利用方法をより詳しく聞きたい人は、宮本まで。
リスニングの練習方法。
つづいては、「ディクテーション」です。

前回に、「シャドウイング」を紹介しました。
今回の「ディクテーション」は、シャドウイングよりさらに高い効果がある練習方法です。

その分、より高い集中力を要求されますし、実施のハードルも高いです。
具体的には、次のような手順で「ディクテーション」を行います。

1.紙と鉛筆と英語の音声素材を用意する
2.音声を聴いて、その内容をそのまま紙に書き出す
3.音声の内容が完全に紙のうえに再現されるまで、繰り返し音声を聴いて書き出す

どんな「実施のハードル」が高いのかというと。
  • 作業に時間がかかる
  • 強い集中が要求されるので疲れる
  • 「書く」作業があるので、シャドウイングほど手軽にはできない


聴いた内容を紙に書き出すわけですが、間違いなく、最初はさっぱり書くことができません。
また、ある程度、音声の内容を聞き取ることができても、細かい部分はぽろぽろ抜け落ちることが多いです。特に、冠詞や前置詞。
(「なんとなく言っていることがわかる」のレベルでは対応できません。)
それだけに、完全に紙面に再現するまで時間がかかってしまいます。
一文を完成させるのに、10分以上かかることもあるでしょう。
また、かなり集中しないと、聞き取ることができませんから、長時間続けてやると疲れてしまいます。

しかし、だからこそ、その分、得られるものも大きいのです。
ただ、漫然と聴くより、はるかに高いリスニング効果が得られます。
(「漫然と聴く」だけでも、聴かないよりは、十分効果がありますが。)

また、「どこれだけ聴いても『聞こえない』単語(実際には発音されているが、聞き取るのが非常に難しい単語))」が出てくるときもありますが、それすらも訓練になります。
というのも、先ほど挙げた前置詞や冠詞も、「ここには、この単語が入るはずだ。」と文法の知識からそれらの単語を推測するようになります。
文法知識の運用を鍛える訓練です。


ディクテーションも、最初は、学校の教科書の音声CDを音声素材として使うとよいでしょう。
使われている単語・文法ともに難しすぎないので良いです。

実際に実施する際は、
・時間制限を設ける
・聴く回によって、作業の内容を変える
といった手順の工夫がありますが、まずは一度取り組んでみることです。

一つの文章(あるいは一段落だけでも)をディクテーションし終えると、大きな達成感がありますし、数を重ねれば重ねるほど、自分のリスニングの力がついてくるのを実感できますよ。


次回は、最後になりました、
・ポッドキャスト
について書きます。
リスニングの練習について。
iPodを活用することは書きました。

iPodに限らず、デジタル携帯プレーヤーを活用しよう、ということです。
私はiPodとあともう一つしかプレーヤーを持っていないので、ほかのプレーヤーの使い勝手が分からないのですが、iPodは、プレーヤー本体のほかの機能が充実しているので、お勧めです。

以下、デジタル携帯プレーヤーはiPodを使用するものとして書いていきます。
(基本的には、その他のプレーヤーにも共通する話がほとんどです。)


それで、iPodに英語の音声素材(たとえば、学校の教科書の音声CD)をダウンロードあるいはインストールしました。
そのあと、実際に聴いていく際に、ただ聴くだけではもったいないです。

「シャドウイング」を実践してみましょう。


シャドウイングとは、音声素材の英語を聴き、聞こえた音をそのまま後について 同じように自分も喋っていく練習

方法です。

音声素材で聴いた英語を、聞こえたとおりに発音し、真似して喋ってみます。
聴いてから喋るので、音声よりワンテンポ遅れて喋るようになります。
(影のようにあとからついていくので、「シャドウ(=影)イング」です。)

この練習方法、やってみると、かなり集中してリスニングしないといけません。
その分、 高いリスニング練習効果を出すことができるんですね。

最初は、内容が簡単で短い音声素材を教材として選びましょう。
内容が難しいと、そもそも何を言っているのか全く聴き取れませんので、「シャドウ」のやりようがありません。
実際に台本(音声素材の内容が活字に書き出されているもの)を読んで、内容が8割方つかめるくらいのものがよいでしょう。

また、内容が短いものをが良いです。
同じ素材でかまわないので、繰り返し練習しましょう。

そういう点で、学校の教科書の音声CDが最適です。
内容が難しすぎず、長さもレッスンごとに区切りがあります。
音声のスピードもそれほど速すぎないでしょう。

デジタル携帯プレーヤーによっては、音声の再生スピードを変えられるものもあります。
音声のスピードが速くて聴き取れない場合は、そういったプレーヤーを使って、再生スピードを落とすのも一つの方法です。
ただし、iPodにはその機能がありませんので、iPodを使う人は、素材を選ぶ時点でちょうど良いスピードのものを選びましょう。



慣れないうちは、易しい教材を使用しても、なかなか「シャドウ」できないかも知れません。
そういうときは、台本(教科書の音声CDを使うなら、教科書そのもの)を事前に音読して、口慣らししておくとよいです。

最初のうちは、繰り返し練習するのが肝心です。
初めてのときは、舌がもつれることもあるでしょうが、だんだんと慣れます。
繰り返し練習して英語の「音」が自分の口に馴染んでくると、自然と耳にも、音声上で何を言っているのか聴き取りできる範囲が増えてきます。

聴き取りできる範囲が増えてくると、台本を見ないでもシャドウができるようになり、シャドウイングの練習量も増えてきます。
練習量が増えると、ますます英語が口に馴染み、聴き取りできる範囲が増える。
そういう好循環に入るまで続けたいですね。


シャドウイングの難点は、人前では実施しづらいところです。
一人でぶつぶつ言うわけですから、端から見ると変な人ですし、自分の声が周りの迷惑になるかも知れません。
そういうときは、「口パク」でシャドウイング練習をしてみましょう。
まあ、「変な人」に変わりはないかも知れませんが、声で迷惑をかけたり、注目されたりすることは避けられます。

せっかく英語の音声を聴くときは、ぜひ実践しましょう。


  • ディクテーション
  • ポッドキャスト
については、また次回。